MY ROAD TO INDIVIDUALITY TAICHI MUKAI 【後編】

MY ROAD TO INDIVIDUALITY TAICHI MUKAI 【後編】

JOURNAL / My Road To Individuality #2

MY ROAD TO INDIVIDUALITY TAICHI MUKAI 【後編】

2019.12.25

INDIVIDUALITY=個性とは、誰かに与えられるものではなく、自ら獲得するものだ。迷い、あがき、求め、そして手に入れたとき、それは自信という名のパワーに変わる。向井太一は、音楽を通して自分自身の内面や外面を世にさらし、Self-expression=自己表現することで生きている。常に、Self-expression=自己表現することで生きている彼は、スキンケアの延長としてFIVEISM ✕ THREEを使い始め、いまやすっかり愛用者だ。「丁寧に、品よく」を心がけているという彼は、FIVEISM ✕ THREEのどこに惹かれたのだろうか?

骨太でありながら繊細。ドライブ感がありながら、勢いだけではない心地よさを感じさせてくれる。彼の作る音楽は、ひとつのジャンルにとどまらないさまざまな表情がありながら、そのひとつひとつが美しく絡み合い、多層的な魅力をかもし出している。そこには彼のフィロソフィーがあり、そのフィロソフィーがFIVEISM ✕ THREEとの出あいを導いたと言ってもいいだろう。

「僕がファイブイズムに求めたのは、『美しくなること』ではありません。美容マニアではありませんから()。一言でいうなら『品のある男』になりたかったんです。僕は、日常を丁寧に生きることを心がけていて、音楽でもそれを伝えているつもりです。丁寧に生きることで、人間的な品が生まれる。僕の音楽からその気持ちよさ、心地よさを感じてもらえたらうれしいですね」

彼の左手の薬指は、ネイルアーマーで彩られている。1本だけ、さっと塗られた指が色気を放つ。

「最初は両手の指に全部やってみたんです。でもそれだと少しやりすぎかなと()。だから左の1本だけ。その日の気分で色を選んで、サッと塗るだけ。指輪を選ぶような感覚です。作業としては、ほんの数秒なんですが、それだけで気持ちのスイッチが入るというか、ハリが生まれる。以前は、ライブとか撮影のときだけメイクをしていたんですが、最近は少し出かけるときもするようになりました。どう見えるかということより、気持ちの問題ですね。メイクをするだけで、自分のなかに意識が行き渡るような気がするんです」

普段持ち歩くのは、ファンデーション(ネイキッド コンプレクション バー)、コンシーラー(コンシール バー)とフェイスパウダー(ゲームフェイス カモキット)。

「自分の顔についてそんなに気にしていたつもりはなかったんですが、サッとメイクをしただけで自分でも驚くくらい自信が生まれるんです。他の人から見たら、ガラッと変わるわけではなく、なんとなく印象が変わるくらいだと思うんですが、自分のなかではそれだけでも全然ちがう。特にライブのときとか、たくさんの人の前でスポットライトを浴びますから、メイクをして自信があるかどうかでパフォーマンスも変わってくると思います」

そんな向井に11月に発売されたヘアカラーワックスを試してもらった。明るいゴールドのグラデーションが美しい向井の髪に、ボルドーのヘアワックスをランダムにつける。ガラッと色が変わるわけではないが、明るいゴールドがほんのりと赤みを帯び、それまでと違う雰囲気に変わった。

「これだけで落ち着いた感じになりますね。便利だなあ()。他にも色があるんですよね。簡単にさりげなく変化するっていいですよね。ネイルと同じように、その日のスケジュールや気分にあわえて、髪の色を少し変えることで自分のテンションをコントロールできますね」

美しくなりたいわけではないと、彼は言う。向井太一が求めたのは、“美”ではなく“品”だった。それが彼のセルフブランディングだ。“品”はさまざまな言葉に入れ替えることができる。“男らしさ”でもいいだろう。“色気”や“若々しさ”、“できる男”も悪くない。FIVEISM ✕ THREEは、自分が求める“自分らしさ”を獲得するためのツールだ。カメラの前で、まるで音楽が聴こえているかのように楽しげに舞う向井を見ながら、そんなことを考えていた。

 

指輪を選ぶように1本だけネイルを塗る

「服を着替えたら、気分が変わるじゃないですか。僕にとってネイルはそんな感じ。その日の気分にあわせて色を選び、左の薬指に1本塗る。それだけで気分があがります」

塗り方はあえて丁寧すぎないようにしているそう。確かにサッと塗られているくらいが、男の指にはよく似合う。ちょっとした気分転換に、さりげなく塗った“1本ネイル”が役立ってくれそうだ。

Photos:Yozo Yoshino
Hair:Yuko Aoi
Make:HIROKI@FIVEISM × THREE
Direction & Text:Kosuke Kawakami

向井 太一 TAICHI MUKAI

シンガー・ソング・ライター。1992年生まれ、福岡県出身。幼少期より、ブラックミュージックを聴きながら育つ。2010年に上京、ジャズとファンクをベースとしたバンドにボーカルとして加入。東京都内を中心にライブ活動を経て、2013年よりソロ活動をスタート。自身のルーツであるブラックミュージックをベースに、エレクトロニカ、アンビエント、オルタナティブなどジャンルを超えた楽曲、さらに「日本人特有の言葉選び、空間を意識した音作り」で常に進化を続ける。海外のフェスなどにも積極的に出演する他、その感度の高さからファッション業界からも注目を集めている。

シンガー・ソング・ライター。1992年生まれ、福岡県出身。幼少期より、ブラックミュージックを聴きながら育つ。2010年に上京、ジャズとファンクをベースとしたバンドにボーカルとして加入。東京都内を中心にライブ活動を経て、2013年よりソロ活動をスタート。自身のルーツであるブラックミュージックをベースに、エレクトロニカ、アンビエント、オルタナティブなどジャンルを超えた楽曲、さらに「日本人特有の言葉選び、空間を意識した音作り」で常に進化を続ける。海外のフェスなどにも積極的に出演する他、その感度の高さからファッション業界からも注目を集めている。

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